本当はクロを紹介する予定だったんですが、出入り業者のラン屋・カメ屋が言いました。
ラン屋・カメ屋「僕もやってよぉ、今日によぉ、やってくれよぉ……」
飼育員「でも今日はクロなんだよ」
ラン屋・カメ屋「僕のほうが先に入荷されたんだよぉ……ぼくは総合飼育員なんだよぉ、指定されてんだよぉ」
飼育員「わぁかったよ、わかったわかった。泣かんでもええやん、そんなことで」
園中 植物だらけ(最も好きなランは、ファレノプシス属フェイス「ホワイト ナイト」だそうです)、カメだらけ、昆虫だらけにしやがるコノヤロウは(ただし世話はしません。わたくし飼育員が真心こめて世話しております)「関西」ひいきの、忌野清志郎ひいきなので
飼育員「フロ上がりの夜空にッ! OKチャボッ!」
ラン屋・カメ屋「チャッチャチャ チャッチャチャ チャチャッチャァ このフロにヤラレて!」
という感じでノリもいい。時には「ヨゴレ芸人」のように踊りまくる。こんな風に。

ダ・ダン・ディ・ダン・ダン

なんかちょーだい

愛しあってるかぁい?

ふんふん、イカす音だねぇ

全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ
ある日、飼育員が訊きました。
飼育員「宮崎駿が好きだそうですが、どの映画がいちばん好きですか?」
ラン屋・カメ屋「パンダコパンダ」

高畑勲/演出
飼育員「パンダコパンダコパンダッ ティイロンって、宮崎ちゃうやん!」
ラン屋・カメ屋「スマンスマン、メンゴメンゴ」
彼はハットリ君を好み、猫を相手に修行中。(朝食のシャケをねらって、テーブルに手をかけるトラに)
ラン屋・カメ屋「忍法! 金縛りッ! ニンニンニンニンニンニンニンニンカァァァッ!」
(効けへん効けへん。はよ食べぇな、ええから。)
赤信号を、もろともせずに
ラン屋・カメ屋「忍法! 信号渡りッ! ニニンニンニン!」
(うわっ、園長めっちゃキレてるやん。なんかしらんけど「あんたは忍者じゃないし、修行も積んでないッ!」って怒鳴ってるし。ごっつぅ意味わからん)
鶴岡八幡宮の境内でも、周りのひとを気にせずに
ラン屋・カメ屋「忍法! 石投げッ! エェイッ!!」
(わわわ、当たってるやん、ひとに。わぁ、めっちゃ怒ってる、わわわ、こっち来た、こっち来た。はい、はい、はい、すみません、はい、すみません。)
彼は朝から牛乳をよく飲みます。普段もお茶や水ではなく、牛乳を飲みます。
飼育員「牛乳が好きだそうですが、牛乳のどこが、そんなに好きなのですか?」
ラン屋・カメ屋「おっぱい大きくなるから。最近おっぱい大きくなってきたんだけど、どうかな?」シャツをめくってふくらんだ胸を見せるラン屋・カメ屋。
飼育員「……あのぅ、これから非常に申し上げにくいことを伝えなければならないのですが、それは大きくなったのではなく……太っているだけでしかも、セルライトです」
ラン屋・カメ屋「ズッコ」
ウケる(笑う)と、顔の前で両手をパチッパチッ。とにかくオーバー・アクション。片手しかあいていないときは、膝や肩をたたき、とにかく音をだす。そして、覚えたての関西弁を、とりあえずつかってみます。
ラン屋・カメ屋「あぁ、これ材料がたりらへんわ……ぜんぜん、たりらへん……たりら……へん」
出入り業者であるラン屋・カメ屋は、園の壁(漆喰)を爪やハサミで削っていきます。園長が何度となく注意をしても、やめないという強情ぶり。なぜ、漆喰を削るのかと訊いても
ラン屋・カメ屋「削れた かたちが面白いんだもん……彫刻みたいでさ」
飼育員「なんでハサミ?」
ラン屋・カメ屋「だってさ……感触がさ、いいっていうか……」

崩壊寸前の壁。
ある日、ラン屋・カメ屋のランドセルの中から、筆箱を取り出して中身を調べてみたらビックリ。

栄養ないっスから、ほんと。
鉛筆をかじる、消しゴムをむしる。
ラン屋・カメ屋の教室を参観しに行った日、机に座り、担任の話を聞いているふりをしながら、膝の上にねんどをぶちまけ、鉛筆で突く。そして、その鉛筆をかじる。ハサミで教科書を切る。
ノリで教科書やノートを張り合わせる。とにかく、話を聞いていない。ついには担任に、すべての文具を没収され、目の前には注意書きの張り紙が貼られたそうです。
参観した授業中に
ラン屋・カメ屋「先生、トイレ行ってきてもいいですか?」
担任「我慢できないの? もう少しで授業 終わるけど?」
ラン屋・カメ屋「できない、行ってきまぁす」
と、トイレへ行く。なぜ、授業中にトイレへ行くのかと訊くと
「だってさぁ、休み時間は混んでるけど、授業中は すいてるんだもん」
……なるほど。

朝昼晩ずっと読みふける愛読書たち

らんやカメや/やすうりします/コーヒのき/ぱいなっふる1000

サンボマスター(山口隆)に似ている、と園長談

カブトムシ・クワガタも好きなラン屋・カメ屋

マルコ

(左)一徹 (右)飛雄馬

いぬや/ねコや/げんざいは/うってません。
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コメント
はじめまして。楽しく拝見させてもらってます。
先日のグルの回でラン屋・カメ屋という言葉が出てきて、
果たしてこれは何のことかと思っていたのですが、出入り業者さんだったのですね♪
でも、どちらかというと園のスタッフよりも、トラやグルのほうに近い気が(笑)
エネルギーのかたまりのような存在が周りにたくさんいて、
いろいろなご苦労が絶えず、お時間を作るのも大変かと存じますが、
なるべく多くの更新を期待しています!
あと、リクエストなのですが、グルにサングラスをかけた写真も期待しています。
投稿者 ヒキガネロック : 2006年08月21日 01:08
大変楽しく拝見させていただきました。
一枚目と12枚目のお写真を見て、園長さんのDNAを
しっかり受け継いでいるなあ・・と感じました。
園長さんもそうですが指が綺麗です!
“親指コンプレックス”のあたくしにしてみれば羨ましいくらいです。(異常に短いのです)
清志郎さんの病状を心配しつつ、“フロ上りの~”聞いてみたいです~!!
投稿者 sachiko : 2006年08月21日 09:31
「だってさぁ、休み時間は混んでるけど、授業中は すいてるんだもん」
ラン屋・カメ屋さん、“何気なくて偉大な君”ですね。
笑ってしまいました。
投稿者 春 : 2006年08月21日 10:07
こんにちは。
動物園物語、楽しく拝見させてもらっています。
園長さん、飼育係さん、ラン屋・カメ屋さん、残暑厳しい毎日ですが、頑張って下さい。
投稿者 mineralwater : 2006年08月21日 23:00
はじめまして。
動物園物語、とっても面白くて、楽しいですね。
ここにラン屋・カメ屋さんが登場するとは予想外の展開で、「さすが園長さん!」と思ってしまいました。
それと・・いつ出てくるかなと心待ちにしていたランちゃんが早速さりげなく出ているのを見て、嬉しくなってしまいました。
投稿者 かりんパパ : 2006年08月22日 16:06
かりんパパさん〉
「いつ出てくるかなと心待ちにしていたランちゃん」
一応ですね、入園した年代順にご紹介することになっているので、〈大取り〉なんですよ。
飼育員の時雨くん、さまざまなことに苦戦しているので、このペースで行くと、ランちゃんの登場は10月に入ってしまうかもしれませんね。
えーっ、分離不安の吠えは、かなり良くなりました。
最初は、とにかく、お風呂もトイレも許しまじ、という感じだったんですが、現在吠えるのは買物や外食をするときだけです。といっても、仕事柄、家を完全に留守にするのは極めて稀なんですけどね。
インギーは愛すべき犬種ですね。
ですが、改めて、軽はずみには飼えない犬種だということを実感しました。
コートの手入れは、やっぱりたいへんです。
洗っても、なかなか乾かないし。
でも、たいへんさをうわまわる愛らしさを持っているんですよね。
また、コメントいただけると、うれしいです。
投稿者 柳美里 : 2006年08月23日 09:19
漆喰を削る感触、わかる気がします。
ガリガリでもなく、カリカリでもなく。
乾いた軽い感触だったような。
子供の頃に住んでいた家のドボチョントイレの壁がそうだったな。(一緒にしてごめんなさい)
一緒に削りたーい。
黙認なら削る側に回りますわ、わたし。
投稿者 choco : 2006年08月24日 00:28
うわ〜。見事な筆箱っすね〜。
我が家の11歳の馬鹿娘も、ラン屋・カメ屋さんには負けてしまいました。消しゴム、買っても買っても追いつかないんじゃないですか?
我が家がそうなんですが、ノートを見ると消しゴムも使わず指で擦ったりした後があったり、なんだかな〜。
自分自身もこうだったっけ?と考えずにはいられません。
投稿者 はなび : 2006年08月24日 09:10
はなびさん〉
そうなんですよぉ、買っても買っても追いつかないし、癖だ、とかいって開き直っているので、4月末で鉛筆2ダース、消しゴム10コを使い切った(食べ尽くした)時点で、買うのやめました。
蘭展で珍種を仕入れようと企んで、貯めている、お年玉で、
食べたもの(鉛筆、消しゴム、クレヨン、色鉛筆)の補填をしてもらっています。
最初は、「ランが買えなくなるぅ!」と泣きわめきましたが、
知ったこっちゃありません。
わたしは、断じて、買いませんッ!
投稿者 柳美里 : 2006年08月24日 11:24
お返事ありがとうございます。
やっぱり真打ちのランちゃんは最後に登場なんですね。
首を長~くして、楽しみに待っています。
インギーは、人懐こくて寂しがりやなので、もともと分離不安の気を少し持っているのではないかと思います。
ランちゃんも園長さんの愛情を感じとって、だんだん落ち着いていくのではないでしょうか?
コートの手入れはたいへんでしょう!
まめにブラッシングをしないとすぐに毛玉だらけになってしまいます。
でも、外出先から家に戻った時、玄関で短いしっぽをはちきれんばかりに振って迎えてくれるのを見ると、そんなことなど吹っ飛んでしまいます。
そんなインギーに毎日たっぷり癒されてます。
投稿者 かりんパパ : 2006年08月24日 13:26
遅ればせながらプログ「動物園物語」開園おめでとうございますニャーゴ。応援してるだワン!わん!早くも「動物園物語」至上最強の動物?乱屋・カメ屋登場ですね!!目玉を早くも登場させるとは恐るべし・・・更なる乱屋・カメ屋伝説を期待していますゴロニャーゴ。
投稿者 ちまさとモメらにアン : 2006年08月26日 01:49
いいですね〜。早くから「貯める」ということと「費やす、使う」という事が習得できそうで。
でもね、まだまだ、続きますよ〜。
(うちの馬鹿娘が11歳で、まだしているもんで)
ちょっと脅しておきます。
投稿者 はなび : 2006年08月28日 10:29
こちらにも初めて書き込みさせていただきます~
生き物に囲まれての生活っていいですよね。
我が家には、フェレット@いたち様が2頭います。
で。このラン屋.カメ屋さんのお話を読んでびっくり。。
「ハットリくん」は、今もアニメでやっているのですか?!
ワタクシ、今年31歳になりますが、
ハットリ君は幼き頃の、大好きアニメのひとつでした。
時雨さん、園長さん、ラン屋.カメ屋さん。
次のStoryを楽しみにしています。
投稿者 kana : 2006年08月30日 10:35
始めまして。ラン屋・カメ屋さんのオチャメッぷりに笑いました。沢山の動物さん、家族に囲まれにぎやかな日々を送られているのですね。続きが楽しみです。
投稿者 華奈 : 2006年10月04日 01:51
華奈さん、kanaさん、
はじめまして!!
ヨミが同じですが、別のかた? 同じかた?
ハットリくんは、ですね、
わたしが、『JR高田馬場駅戸山口』を執筆する際、
資料としてレンタルしたビデオを観て、
持ってかれちゃったんです。
もう、ニンニンニンニンカーッ!!
でバイバイキーン!!(ハットリくんの前はバイキンマンファンだったんです)なんて吹っ飛ばされちゃいましたね。
でも、最近は、ずいぶんとハットリくん熱も冷めました。
いまは、宇宙と植物が拮抗してる感じ。
サンタさんに、天体望遠鏡と顕微鏡をお願いするそうですが、
高いからねぇ……サンタさんも無理なんじゃないかな……
だって、世界中の子どもにプレゼントしなきゃいけないんだからねぇ……
といって、諦めさせるつもりですが……
『動物園物語』のつづき、いましばらくお待ちください。
いろいろいろいろあって、たいへんなんです。
では、また。
投稿者 柳美里 : 2006年10月09日 15:38